|
レジュメの書き方
|
シナリオ・マーケティング手法
TV通販業界のヒットメーカー・星野卓也氏は、その販売技法を「物語論法」と名付けている。それは起承転結から成り立つ。
<起>まず、その商品が視聴者のライフスタイルと無関係ではないことを意識させる。
<承>次に、商品が持っている優れた特徴を多角的に紹介する。
<転>そして、実際に商品を使うことで得られる結果を提示する。
<結>そして、ドラマは視聴者が『買う』ことにより完結する。
この手法はそのまま就職・転職活動(=自分マーケティング)にも活用できる。
まず<起>について
自分が応募企業もしくは職種と何かしら接点があることを意識させる。
人事担当者の頭の中には、ある程度『こういう人材を採りたい』というイメージがある。それはスキル重視かもしれないし、人柄重視かもしれない。いずれにしろ、まずレジュメをじっくりと見てもらうためには、アイキャッチーなキーワードが必要だ。
たとえば、その会社の商品・サービスの愛用者であったりすることも一つの手ではあるが、それはなかなかレジュメ上では表現しにくい。だから大事なのは求人条件に『適合』しているという印象をできるだけ多く与えることが先決だ。
そのためには求人条件の内容を吟味し、用語はそこで使われているものを使用する必要がある。だから当然ながら応募企業ごとにレジュメを書き換える必要がある。
実際、これを面倒くさがってやらずに書類選考で落とされる人は多い。
次に<承>について
一度人事担当者の気を引いたら、あとはグイグイ引きつけるのみ。
採用条件に『これでもか!』というぐらい適合している印象を与えるべく、条件ごとにポイントを絞って自分のスキルを書き連ねる。そうすれば担当者は『おっ、おっ、おっ!』と正体不明の動物のように鳴き声を出しながら、あなたのレジュメに惹かれていく。この際、そのポジションに必要と思われないスキルは思い切って削ってしまったほうがいい。自らの魅力が薄れてしまう危険があるからだ。
次に<転>について
自分がその採用条件に適合していることが伝わったら、あとは実績を強調するのみ。『この人を採用したら、あの部門が抱えているあの問題を解決してくれそうだな』とか、『あの会社でこれだけの実績をあげたのであれば、うちでもやってくれるだろう』と思わせればいい。そのためには、この募集で会社が何を自分に求めているのかを明確に念頭において作成する必要がある。
ここで求人企業の内部情報に詳しい人材紹介コンサルタントのサポートが大事になってくるのは言うまでもない。
そして<結>
晴れて『採用!』となる。
就職・転職というのは、『優秀な人』が有利なわけではない。
どれだけ採用条件に適合していて、かつ、人物的に好感が持てるかどうかにかかっている。
当社にメジャーリーガー松井がやってきて『僕はメジャーで活躍していて、ホームランをたくさん打てます!』とアピールしても、『・・・だから何?』と言う外ない。
でも『日本にもアメリカにも僕のファンはたくさんいて、企業コマーシャル契約料は1社当たりOOOO万円です。僕を雇えば、当然ながら御社コマーシャルに出演できますし、他社からの契約料収入も見込めますよ』と言われると、年収1億払ってもお釣りがくる!と勝手に算盤をはじき出す。
ポイントはそこにある!
|
|