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執筆者の写真Akio Sashima

第4回 具体的に動く


「あのね、頑張んなくってもいいんだよ。具体的に動くことだよ。」 相田みつを氏の言葉だ。 頑張ってはいるが、具体的に動いてない人が多い。 具体的に動くとは、どういうことか? それはロジカルに物事を進めることではないだろうか? たとえば英語の勉強。 学校で頑張って勉強しても、いっこうに話せるようにはならない。当たり前だ。 学校での英語の勉強は単に大学に入るためのものだからである。大学入試での英語の成績と実際に英語を使いこなす能力の間には相関関係が低いことは誰にでもわかることだ。だいたい、日本の英語教師のほとんどが、まともに英語を話せない。 ロジカルに考えたら、ネイティブに話しかけたりして、実戦で学んでいくしかない。 この状況は昔から誰でもわかりきっていたことだ。であるにもかかわらず、教育現場はいっこうに変わる気配がない。理由は簡単。英語の先生たちが、自分の既得権益を守るために、制度改革に反対しているからである。ある意味、ロジカルな行動ではある。 しかし、既得権益を守るためにはロジカルに動き、自らの“真の仕事”に対しては、ロジカルに動かないとは・・・。

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