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  • 執筆者の写真Akio Sashima

第12回 人間プロデュース


人材紹介事業を開始してちょうど半年。 ようやく基本コンセプトが決まった。 ずばり「人間プロデュース」。 半年もやっているとこの業界の現状もだんだんわかってくる。 何の理念もない会社や、ノルマ達成に必死なコンサルタントばかりの会社・・・。 「人身売買」とか「コン猿」とか言われる所以である。 何が問題なのかを考えると、行き着くのは相談に来る人間に対する姿勢だ。 「スキルがちょっとねー」「この経験じゃあなー」 その人間が持つ夢や熱い心など考えもしない。 では、求められているのは何か? それは、その人間の持つ潜在性、可能性を見抜き、引き出す能力に他ならない。 言い換えれば、その人間をプロデュースする能力。 もちろん、プロデュースするからには、その人間にやる気がなければならない。 無茶な条件ばかり出したり、受身の人間をプロデュースなんか出来ない。 人生は最高のエンターテインメント。 舞台は世界。 主役は自分。 もちろん名脇役を目指すのでもいい。 ただ、観客でいいという人には相談に来られてもどうしようもない。 プロデュースできるのは、舞台に立ちたいという人間だけだ。

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