人は思わぬところでつながっている。 最近、海外への転職希望者が多いので、海外の人材紹介会社との業務提携を進めている。先日、ある米国の人材紹介会社にコンタクトを取ってみたところ、そこの社長より思わぬメールが届いた。 「昨年末、ワシントンの日本大使館であった空手ミーティングで落合秀彦氏(信彦氏の兄)に会ったよ。奇遇だねー!」 ホームページ上の私の自己紹介ページを読んで頂いたらしい。 これだから人生は面白い。 かつて心理学者のスタンリー・ミルグラムが「6次の隔たり(Six Degrees of Separation)」という概念を発表した。これは、社会において人間同士がどのように結ばれているのかを明らかにする概念で、6人の共通の知人の連鎖を介せば世界中のすべての人と間接的な知人関係を結べるという考え方である。 世の中は狭い。 これからの時代は人脈が今まで以上に重要になってくる。情報洪水の中で価値のある情報は人からしか入ってこない。経営に必要なのは「ヒト、モノ、カネ、情報」といわれるが、モノ、カネ、情報を持ってくるのはヒトしかいないのである。 ヒトのつながりは大事にしなければならない。 その基本は、Give&Giveの精神。 世の中にはTake&Takeのヒトも多い。 彼らに成功はありえない。