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第48回 詰めの甘さ

  • 執筆者の写真: Akio Sashima
    Akio Sashima
  • 2003年11月25日
  • 読了時間: 2分

天下無敵の無責任サラリーマンほど怖いものはない。 いま、そんな奴のせいでえらい目にあっている。 どんな目にあっているかはいちいち書かない。 もともと、こちら側の詰めの甘さもあったからだ。 相手の言うことなど鵜呑みにせず、こっちがどんどん押し込んでいかないとまずかった。 一部上場企業だからといって、信用すべきではないということの認識が足りなかった。 私はいわゆる大企業というものに勤めたことがない。だから組織の歯車とか何とか言う表現も実はピンと来ない。先日もゴア副大統領の元チーフ・スピーチライターと話しているとき「オーガナイゼーション・マンの時代は終った」と言われても、イマイチどういうことなのかわからなかった。 でもいま、その意味が少しわかるようになった。 要するに大組織にいると責任感が希薄になるということだ。 「誰かがやってくれるだろう」 「誰かが何とかしてくれるだろう」 それが天下無敵の無責任サラリーマンの本質だ。 何かにぶら下がって生きていける世の中。 そんな時代は過去の遺物になっている。 にもかかわらず、相変わらず無責任な奴はそこらじゅうに存在する。そのうちの一人が当社のクライアントの中にもいたのである。 それを知らずにこれまで対応してきた私は詰めが甘かったと言うほかない。 そのツケを今、払わされている。でもいいレッスンだった。

 
 
 

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