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第62回 冷静に考える

  • 執筆者の写真: Akio Sashima
    Akio Sashima
  • 2004年4月4日
  • 読了時間: 2分

先日、疲れていたときにスーパーで「白子」を見つけたので 「これでも天ぷらにして元気をつけよう」 と思って買って帰った。 いざ料理!と思い、まな板の上に乗せたとき、ふと冷静になった。 「えっ・・・、俺は今からこれを食べようとしてるのか?俺って変態?」 だって、どう見たってグロテスク・・・。 たまにお寿司屋に行って、付き出しで出てくるのを普通に食べることはある。 しかもナマで・・・。 そういうときはなぜか食べれるけど、まな板の上に乗ってるのを見ると、 どう考えても食べるものとは思えない。 よくよく考えると、こういうものはいくらでもある。 タコは普通に食べるけど、ミミズとどう違うのか? テレビでイナゴが出てきて「ヒェー」と言ってるタレントをよく見るけど、 エビとどう違うのか? ヘビとウナギだって、同じようなもの。 これは食べるもので、これは食べるものじゃない。 そういう一種の固定観念を元に人間は生きている。 冷静になると、そういうものが見えてくる。 逆に冷静じゃないとき、とくに感情的になるとき、人は自己中になる。 自分しか見えない。 感情のままに、矛盾することを平気で主張してしまう。 最近のニュースを見ていて、冷静になることがいかに重要かを再認識したが、 冷静になればいいというものでもないかもしれない。 ウナギが食えなくなるから。

 
 
 

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