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第78回 決断力を養え!

  • 執筆者の写真: Akio Sashima
    Akio Sashima
  • 2004年8月16日
  • 読了時間: 2分

車道の信号が赤に変わったから、横断歩道の信号が青に変わると思って 信号を渡り始めたものの、青に変わらない・・・。 身に覚えのある人も多いと思う。 車道の右折信号が青になるから起こる現象であるが、 自分じゃなくても、誰かがそんな目にあってるのを目撃したことぐらいはあるはずだ。 問題はそのときどうするか? そのまま渡り切っちゃう人も多い。 それが自分の方に向かってきている場合、思わず顔を見てしまうけど だいたいみんな顔が引きつっている。 「あれ、変わるはずなのに・・・。でも引き返すのかっこ悪いし・・・」 たぶんそんなことを考えながら渡ってくる。 こっちはそんな顔を見ながら 「あーあ、やっちゃったよ」 と笑いをこらえる。 でも笑いをこらえてる場合ではない。 轢かれたら危ないし・・・。 こういう場合、決断力のある人は、引き返す。 その決断の時間は3秒だ。 どこかで読んだけど人間は3秒で「おかしい」と気づくらしい。 例えば自動販売機にお金を入れてボタンを押しても何も出てこない場合、 3秒たったときに「あれ、出てこない」と気づくらしい。 そういえばプロレスもスリーカウント。 野球もスリーストライク・バッターアウト。 何事も3秒以内に決断する訓練をしておくと役に立つかもしれない。 でもそれを邪魔するのは羞恥心。 やっぱり「自分が間違った」と周囲に思われるのは、あんまりいい気はしない。 信号を渡り始めてしまった場合 「俺はここの信号の常連だから、このタイミングで渡り始めても大丈夫なんだよ」 みたいな感じで、そ知らぬ顔で歩き続ける(顔は引きつるけど・・)。 私の場合、信号は気をつけるけど、大きな駅や初めての駅などで進路を間違えた場合、 引き返すのはいい気がしないので、とりあえず突き当りまでそのまま歩き、 そこで柱をぐるっと回って、何事もなかったように逆方向へ引き返す。 非効率このうえないけど、どうしてもそうやってしまう。 そんなときはどうでもいいけど、ビジネスでもプライベートでも重大な決断を 迅速に行わなければならないときはある。 そんなとき「かっこ悪い」とか考えていてはダメだ。 日頃から決断力を養っておかないと、いざというときに迅速かつ正確な決断は出来ない。

 
 
 

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