• Akio Sashima

第82回 「日本」を発信しよう!


私は人材紹介ビジネスを行うに当たって、扱う業界を絞っていない。 だから、ありとあらゆる業界の人を相手にすることになるので、 ありとあらゆる業界について勉強しなければならない。 これが楽しい。 ここ最近、ファッション、アパレル、化粧品業界の案件が多いので 本屋に行って「パリコレ」に関する本を買ってきた。 読んでいくと「ファッションに関して日本人は西洋コンプレックスが異常に強い」 ということを改めて感じる。 「ファッション界で認められるためには、パリで認められなければならない」 なるほどと思いつつも、どこか違和感がある。 でもよく考えると、程度の差はあれ、どんな業界でも西洋コンプレックスはある。 「アメリカで大人気!」「ミラノ直輸入!」・・・。 そんな文句があちこちに溢れている。 日本一より世界一を目指せ!と言うが、「日本一が世界一」なものってないのか? たとえば、柔道。 オリンピックで金メダルを取ると世界一。 でも、勝つだけが柔道か? そこには、日本の伝統的な精神が付随してはじめて柔道ではないのか? だから、シドニーでフランス人が日本人を変な判定で破って喜んでいるのを見て、変な気がしたし、 アテネで井上康生が負けても、最後まで残ってほかの競技の選手の応援に回っているのを見て、いい気分がする。 留学時代、日本から市会議員とかを呼んで、地元でレセプション・パーティーを開いたことがある。 市会議長とか、日本と関連のある企業のビジネスマンとか、現地の日本人駐在員家族とか いろんな人に参加してもらったが、そのなかに空手道場を開いているアメリカ人のおばちゃんもいた。 学生時代、落合信彦氏に空手を習い、そのまま地元で道場を開いている彼女は 日本語もかなり喋れる日本通。 「ノビーに会わなかったら、今頃何していたんでしょう(笑)」 またイスラエルに行ったとき、エルサレムのお土産屋さんに入ると、 若いアラブ系の店員が「日本人?おーっ、僕、むかし日本にいたんだぜ。 柔道を習ってたんだ。山本先生って知ってるか?仙台の?」 知るわけもないが、うれしそうに「柔道着持ってくるから待っててくれ」。 20分も待たされたが、本当に柔道着を持ってきて見せてくれた。 別れ際、「Have a nice trip ! 押忍!」とかやるのをみて苦笑い・・・。 いま、世界中のものが手に入る時代。 でも、モノだけを手に入れて満足するのではなく、その裏にあるものもすべて理解して 自分のものにしてはじめて価値がある。 パリで認められるのはすごいこと。 でも、「パリで認められた」というだけで日本で受け入れられるというのは寂しい話。 日本で認められたら、世界一。 そういうものを日本は作り出していくべきだし、そういうものはもともと存在するはずだ。 そんな「日本」を世界に発信していくプロジェクトをやりたい今日この頃・・・。

#コラム

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2020年
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