10泊12日でアメリカ西海岸インタビュー取材ツアーに行ってきた。 合計で9大学20人。 これだけ過密スケジュールだと誰が誰だかわからなくなりそうなものだけど、 みんな個性的なので、それは心配無用だった。 それにしても改めて感じたのは、アメリカの自由さだ。 インタビューした留学生もみんな口を揃えていうのが 「アメリカでは自分は自分、他人は他人」 ということ。 これは自己中という意味ではない。 みんな自分の好きな道を自分で選ぶのが当たり前という意味だ。 大学だって好きなとき、学びたいときに行けばいいし、 就職だって、したいときにすればいい。 大学に入ってから専攻はいくらでも変えられるし 卒業した後、普通に1年間放浪の旅に出る学生はたくさんいる。 もともと高校を卒業したらすぐ大学に行くというルールなんてどこにもないし 大学を卒業したらすぐに就職というルールもない。 自由。 でも当然ながら、自分のやることにはすべて責任が生じる。 日本を振り返って思うのは、この自由のなさ。 そして、その背景にあるのは、なんだかわからない「思い込み」なんじゃないかと感じる。 「日本は学歴社会」という。 そうか? いまの日本を作ってきた田中角栄や本田宗一郎は高校さえ出ていない。 「それは例外」と言うかもしれない。 「日本を作ってきたのは優秀な官僚」と言うかもしれない。 「支えてきたのは高学歴サラリーマン」と言うかもしれない。 でも、それってみんなが愚痴る「組織の歯車」に他ならない。 そんな歯車になりたくないと言いながら、歯車への道を突き進んでいる人がいかに多いことか・・・。 なのにみんな気づかない。 そしてなぜか、やりたくもない仕事を愚痴をこぼしながらやっている。 そんな人生でいいのか? 今回のインタビューでは、留学生が抱える悩みや問題をメインテーマに据えてみた。 日本の大学に行っていたら直面するはずもない悩みも多い。 でも、みんなそれを乗り越えられるのは、自分で決めた留学を実現させ、自分の好きなことを学んでいるからだ。 日本に帰ってくると苦労することも多い。 「思い込み」が蔓延しているからだ。 でもそれを「それって、おかしいんじゃない?」とはっきり言うことは、 外から日本を見てきた留学生の役割に他ならない。 まずは身近な「思い込み」から排除していこう!
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Life is about the people you meet, and the things you create with them.
Recruiter / Japan Market Entry Consultant
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