第118回 今を生きろ!
- Akio Sashima
- 2006年3月15日
- 読了時間: 2分
先週、友達の友達が亡くなった。 ガンだったという。 まだ30代半ば。 4ヶ月弱前、うちで開いたホームパーティーに来てくれたときは普通に元気にしていたから 亡くなったと聞かされてもピンと来ない。 でも改めて思ったのは、僕だっていつ死んでもおかしくないということ。 当たり前といえば当たり前でだが、まだ死を意識することなんてないのが現実だから こういうことがあるとハッとさせられる。 いつ死んでもおかしくないということは、 いつ死んでも悔いが残らないように生きていかないとダメということだ。 ダメというより、もったいないといったほうがいいかもしれない。 死ぬ間際に、「あれやっとけばよかった。一度の人生なのに、もったいないことした」 と思いたくないから。 いま、普通に75歳ぐらいまでは生きれると根拠もなく思ってるから、 無駄に過ごしてしまう時間がすごく多い。 はじめから35歳で死ぬとわかっていたら、これからの2年半の生き方は確実に変わる。 まず間違いなく、何事も先送りにはしないだろう。 ある意味、すべて現金商売。 だから一瞬一瞬を大事に生きていく。 もともと人生において、あんまり先のことを考えていたってどうしようもない。 死ぬまでもなくても、景気とか、環境の変化で、自分の力ではどうしようもない不可抗力で 進んでいける道がきまってしまうことなんてザラだ。 だから、その場その場で自分が今この時点で正しいと思える道を、周りに流されることなく 選んでいかないと、必ずいつか後悔する時が来る。 「やっぱりあのとき、自分の決めた道に進んでいくおくべきだった」 なんていう人生だけは送りたくない。 明日、自分が死ぬとしたら、これまでの人生に後悔しないかどうか。 考えてみるとゾッとする。 でも考えないわけにはいかない。 とにもかくにも大事なのは、今を真剣に生きること。 そうしないと天国から同情の目で見下ろされるだけだ。 「あの人、もったいない人生を生きてるな」と・・・。
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