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第140回 ホンモノだけが生き残る!

  • 執筆者の写真: Akio Sashima
    Akio Sashima
  • 2009年1月21日
  • 読了時間: 2分

昨年秋以降、転職市場は冷え切ってしまっている。 金融業界に特化していたエージェントは言うに及ばす、 一般のエージェントも、クライアントの採用凍結や様子見によって窮地に立たされている。 でもこれは人材業界だけの話ではなく、あらゆる業界でも同じこと。 だからこそいま言えるのは、中途半端な企業が淘汰されるということだ。 逆に言うと、ホンモノだけが生き残る時代になった。 ハッキリ言って、業績を景気のせいにしてたんじゃ、どうしようもない。 そんなこと言ったって、何の突破口も開けない。 数年前、ある一部上場企業の社長と会って話したときも、同じようなことを言っていたのを思い出す。 「景気のせいにする奴なんて、経営者の資格はない。ただのアホだ」 その社長率いる会社は直近の業績を見てもアップしてるんだから、口だけではない。 とは言うものの、この不景気を正確に予測できていた人が一体どれだけいるのか? 最近の新聞に載っていた錚々たる金融企業のアナリストの2009年予想がそれを明確に物語る。 「2009年の株価予想は6000円~16000円ですね」 アホか? そんな予想、猿でも出来るぜ。 こんな時代でも生き抜く奴は凄い。 ホンモノである。 例の引きこもりの有名トレーダーなんて、うちの近所の高層マンションに住んでるらしいけど、 この金融ショックの最中にも損失を出すどころか、儲けているらしい。 頭が下がると言うほかない。 そして、この不透明な先行きの中でも、採用を拡大する企業だってある。 ニュースでも取り上げられているが、普段は優秀な人材確保に頭を悩ませている業界だから、 その問題が解消できるのと同時に、 「社会貢献」という意味で脚光を浴びるわけだから、一石二鳥である。 中堅・中小企業は多少の無理をしてでも、いま優秀な人材の確保に乗り出すべきだ。 いま必要なのは、マスコミの悲観論に踊らされることなく、 元気のいい業界、元気のいい企業を見定めること。 そこには未来がある。 ピンチはチャンスと言うが、本当にそうだと思う。 このピンチをどう活かすか? 俺もホンモノになれるかどうか、試練の時だ。

 
 
 

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