Akio Sashima
魂を揺さぶる熱い本。「清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実」
甲子園の清原はすごかった。まだ小学生だったけど鮮明な記憶がある。
そしてドラフトの時の涙の記者会見。
でも一番記憶に残ってるのは、やっぱり西武時代の巨人との日本シリースで優勝を目前とした場面での涙だ。
だからこそ、巨人への移籍のニュースを聞いた時、なんで?と思った。
でも他人がとやかく言うことでもない。
人は誰でも自分の決めた道を進めばいい。
その秘めたる想いは他人にはわかるはずがないし、別に無理してわかってもらわなくてもいい。
でも他人は、その想いを勝手にいろいろ解釈する。
そこに自分の人生を投影したりもする。
それが人間。
清原に自分の人生を投影してきた人は多いはずだ。
いい時も悪い時も。
清原は必ず復活する。
復活してくれなければ困る男たちが、日本中にたくさんいるのだから。
そう思われる人間が一体どれだけいるのか?
清原は必ず復活する。
他人に裏切られても、他人を裏切ってはいけない。
それが清原の生きざまであって欲しい。
みんな待っている。