俺が留学したオルブライト大学があった米国ペンシルバニア州レディング市のシンボル的な存在だったのが、大学の裏山マウント・ペンの山頂にある五重塔パゴダ。
その最上階にある梵鐘のルーツに興味を持ち、リサーチして、20世紀初めに埼玉県飯能市にあったお寺のものだったことがわかったので、夏休みに帰国した時に訪問。その次の夏には住職さんや市会議員さんなどをレディングに迎え、セレモニーなどを実施して、地元の新聞Reading Timesの一面にも取り上げてもらった。
あれから20数年たったある日、リンクトイン経由でレディング出身の大学生から連絡が来た。ワンセメスターだけテンプル大学ジャパンに来ていて、パゴダの梵鐘と日本の関係について調べているというので、どうせならと思い、飯能市の御寺まで連れて行ってあげた。
そのレポートがこちら。
フォトジャーナリズムを学んでいるだけあって、写真がプロフェッショナル。
SNSの素人写真に慣れているので、やっぱりプロは違うなと感心してしまう。
俺の書いたテキストだけのレポートとは雲泥の差。
落合ノビーにも教えた国際政治学のアイリック教授にはAをもらったからいいけど。
いずれにしても、懐かしい記憶を蘇らせてくれた出会いだった。
ちなみに当時、最初にパゴダにリサーチの話をしに行ったとき、一応ちゃんとした格好でと思いスーツを着て行ったら、第一声が「We are not buying anything!」だったことが強烈に記憶に残っている、。今だったら、確実にめげるな。。。