次世代ブロックチェーン・プロジェクト IOST
アプリケーション研究開発チーム 「Theseus(テセウス)」 設立を正式発表!
~セコイア・キャピタルをはじめとするトップ機関投資家がサポート~
*(IOS Token : Internet of Services Foundation)
次世代ブロックチェーン・プロジェクト IOSTは2018年5月28日、ブロックチェーン・アプリケーション研究開発チーム「Theseus(テセウス)」を6月1日に設立することを正式に発表します。TheseusはIOSTによってインキュベートされたブロックチェーン・アプリケーションに取り組む研究開発チームで、その目標はブロックチェーンによって変革される可能性がある業界において、消費者と企業に向けた実用アプリケーションを開発することです。またIOSTブロックチェーンでのdApps(分散型アプリ)を開発する過程において、より多くの開発者を啓発・支援し、IOSTブロックチェーンのより多くの開発者やユーザーによる使用を促進していきます。
Theseusという名称は有名なTheseus's paradox(テセウスのパラドックス)に由来します。それは「あるオブジェクトのすべての構成要素が置き換えられたとき、それは元のオブジェクトと言えるのかどうか」という問いでした 。Theseusチームはすべてのイノベーションがいわゆる「カスケード効果」と「チェーン効果」を持っていると考えています。すべてのイノベーションはより革新的なアイデアを呼び起こす可能性があり、イノベーションとイノベーションは相互に重なり合って常に変化し、最終的には元のものから完全に変わります。このことから、チームはプロジェクトをTheseusと名付け、小さな革新から始まり、その革新の上に革新を繰り返し、最終的に業界に飛躍的な変化をもたらすことを期待しています。
Theseus(テセウス)は現在のブロックチェーン技術の導入に最も適した分野を選択し、将来の研究開発の方向性を決定します。初期の段階ではUGC(ユーザー生成コンテンツ)分野のコンテンツ、ツール、ゲームなどから始め、徐々に既存のソリューションに挑戦し、消費者に向けてより多くのブロックチェーン技術ベースの実用アプリケーションを創出していきます。その過程においてより多くの開発者にインスピレーションとディレクションを提供できることを期待しています。
研究開発に加え、Theususは将来的にIOSTで開発しようとする組織や個人に開発トレーニングやセキュリティー監査、エンジニアリング・ソリューションなどのサービスを提供していきます。また、優れたアーリーステージのアプリケーションプ・ロジェクトをインキュベートし、ブロックチェーン技術を用いてより多くの伝統的ビジネスモデルを変革していくことを支援します。現在のTheseusの株主は、セコイア・キャピタル(中国)、マトリックス・パートナーズ(中国)、ZhenFundやK2VCなどのトップ機関投資家を含みます。
セコイア・キャピタル(中国)のパートナー鄭慶生(Qingshen ZHENG)氏 「ブロックチェーン技術はまだ開発の初期段階にありますが、トラフィックへのアクセス、ブランド構築、コミュニティー製品、さらにはコーポレート・エクィティなど、生活やビジネスの様々な分野において、大きな変化をもたらすことは間違いありません。もちろん、ブロックチェーン技術は万能ではありませんが、適切な状況に導入されると、社会の全体的な効率性を向上し、社会協力を促進すると信じています。Theseusが技術アプリケーションと実社会のビジネスの状況を組み合わせて、消費者にとって本当に意味のある便利なブロックチェーン・アプリケーションを創出できると期待しています。」
マトリックス・パートナーズ(中国)のパートナー肖敏(Min XIAO)氏 「ブロックチェーン技術はアルゴリズムを通じて分散コンセンサスを確立します。これにより従来のインターネットモデルをより公正かつオープンにします。しかしながら、この分野の専門家はまだ圧倒的に不足しています。Theseusはアクティブなブロックチェーン開発者のコミュニティーである分散型エコシステムを構築します。これにより優れた開発者がブロックチェーン開発の分野に加わることを後押しし、ブロックチェーン技術の開発にとって非常に意味のあるものになります。」
ZhenFundのパートナー戴雨森(Yusen DAI)氏 「(dAppsの特徴と開発の見込みについて)、dAppsは中央サーバに依存しないため、従来のアプリケーションに比べて多くのユニークな特徴を持っています。例えば、プラットフォーム上のデータの信頼性と改ざん不可、オープン性と透明性、伝統的なビジネスモデルにおける経済モデルと生産関係の変換です。dApps分野には探索する価値のある革新的なモードとユースケースが数多くあります。Theseusができるだけ早くブロックチェーン分野にキラーアプリをもたらしてくれることを期待しています。」
これに先立ち、IOSTはすでに世界的に有名なオンライン教育プラットフォームCodecademy、Skillshare及びGeneral Assemblyとのパートナーシップを締結しており、その創設者たちをアドバイザリーチームに迎えています。この3つの米国最大のオンライン教育プラットフォームは、Theususと協力してIOSTブロックチェーン上におけるdApps開発のためのオンラインコースを開発していきます。一定期間のトレーニングを通じて、多くの優れたプログラマーがdAppsの開発ができるようになり、ブロックチェーンのエコシステム構築のために大きく貢献してくれるでしょう。
K2VCのパートナー趙陽(Yang ZHAO)氏 「ブロックチェーン技術はよく『次世代のインターネット』と呼ばれます。インターネットはこれまでにない機会をもたらし、ブロックチェーン技術はまもなく現在のビジネスモデルに巨大な変革をもたらそうとしています。基礎技術はアプリケーションの開発には存在しえません。我々はTheseusがブロックチェーン技術のビジネス分野への実装を促進し、ブロックチェーン技術を使って伝統的な産業を真に最適化し改善すると信じています。」
Sequoia Capital, China(セコイア・キャピタル(中国):紅杉資本中国基金)について
セコイア・キャピタル(中国)は「起業家の後ろにいる起業家」として、科学技術・メディア、ヘルスケア、消費者製品・サービス、工業技術という4つの分野における投資に集中し、300社以上に投資してきており、その多くは各分野をリードする存在になっています。それらには、JD、 Alibaba、 Sina、 Qihoo 360、Meituan-Dianping、Didi、Headlines Today、VIP.com、BGI、DJI、Betta Pharma、ZTO Express、Mobikeなどがあります。これらの投資によりセコイアは中国の投資業界において「伝説」的存在になっています。
過去5年において、セコイアの投資先の50%以上が次の投資ラウンドへと進んでおり、そのうち58社がIPOを成功させています。その他の多くも売却によるイグジットに成功しています。セコイアはユニコーン企業への投資額においても他社を圧倒しています。「2017年度ユニコーン企業の後ろにいるトップ22機関投資家」ランキングにおいても、セコイアは2017年度に13社のユニコーン企業に投資したとして第一位を獲得しています。
セコイアはそのユニークなビジョンと先見性でも有名で、また現在のブロックチェーン投資へのパイオニアでもあり、業界におけるユニコーン企業Bitmainへの投資がその潜在性と強みに対する目利き力を証明しています。
ZhenFund(ゼンファンド:真格基金)について
ゼンファンドは新東方の共同創業者である徐小平(Bob Xu)氏、王強(Victor Wang)氏とセコイア・キャピタル(中国)が2011年に共同で設立したシード投資ファンドで、中国の若者の起業、革新、富の創造、創成を奨励することを目指しています。ゼンファンドはずっと「真に傑出した人が偉大な企業を創造する」という投資哲学を基に、最高の起業家を見つけて、彼らに最高のリソースを提供し、彼らを成功へと導くことに取り組んでいます。
ゼンファンドはユニークな視点を持ち、多くの投資プロジェクトがスター企業になりました。その中には、Jumei、Jiayuan.com、Lightinthebox.com、51 Talk、Hero Entertainment、Zhaogang Netcom、Meicai.com。Red、Mia.com、ofo、Ucommune、Logic Show、VIPKIDなどが含まれています。Zero2IPO Groupが「中国株式投資年度ランキング」内に「シード投資機関ランキング」を設置以来、2014年から2017年にかけて、ゼンファンドは4年連続で「中国シード投資機関トップ30」で第一位を獲得しています。
ゼンファンドは初期よりブロックチェーンとの関わりを始めていました。2013年11月、有名な暗号通貨取引所であるHuobiがゼンファンドからシード投資を獲得しています。今年の初め、創始者徐小平(Xiaoping XU)氏は「ブロックチェーン革命はもう始まっている。これに従うと順調で、これに逆らうと滅亡するほどの偉大な技術革命だ」と述べ、皆がブロックチェーンを受け入れるよう強く奨励しています。
Matrix Partners, China(中国マトリックス・パートナーズ:経緯中国)について
マトリックス・パートナーズは優れた投資業績と長い歴史のために、世界のベンチャーキャピタル業界で名声を博しています。中国マトリックス・パートナーズは2008年に正式に設立され、中国本土での投資機会を見つけることに重点を置いています。
1977年の設立以来、マトリックス・パートナーズは何百もの投資を実行し、多くの成功企業の発展に重要な役割を果たしてきました。50社の投資先がすでに世界中の市場に上場しており、また75社が最終的に売却によるエグジットを成功させています。投資収益率(ROI)から見ると、マトリックス・パートナーズは常に世界中のベンチャーキャピタルのなかで上位にあります。
中国マトリックス・パートナーズは地元の知識と国際的な視野を交え、優れた企業と長期的な関係を築き、業界をリードする優秀な企業を創出することを目指しています。中国マトリックス・パートナーズのチームは成功した起業家と経験豊かな投資家によって構成されています。過去の成功業績にはFocus Media、EBAY、Baiduなどが含まれます。
2017年、中国マトリックス・パートナーズもブロックチェーンの波に乗って、その将来の方向性を決めました。ホットな分野での短期的収益を求めるのではなく、製品に注目して、企業によって創り出されるより長期的な価値の重点を置くことにしています。創業パートナーの徐伝鄭(Shengsheng XU)氏は「最悪のことを乗り越えることができる者は、最終的に波に乗るでしょう」と言っています。
K2VC(険峰長青)について
2010年設立のK2VCは、中国におけるIT新興企業のシード投資に焦点を当て、技術の向上やビジネスモデルの革新を後押ししています。現在K2VCは数多くのファンドを管理しており、その総額は30億元を超えます。K2VCは企業家のスピードに合わせた迅速な意思決定、起業家の自由度を高める柔軟な条項、優秀な人材を確保する付加価値サービスの提供にコミットしています。市場をリードするシード投資家として、K2VCはすでにJumei.com、youyuan.com、Mojichina、Zhaogang Netcom、fenqile.com、mia.com、tuanche.com、meiyou.com、dongqiudi.comなど300社以上のスタートアップ企業に投資しています。
詳細な情報については、https://theseus.app をご参照ください。
<IOSTについて> IOST(インターネット・オブ・サービス)はサービスプロバイダーのエコシステムをサポートするためにネットワーク・インフラを提供する次世代ブロックチェーン・テクノロジーです。IOSの発行するトークンはIOSTです。IOSプラットフォームはユーザー向けにオンラインサービスやデジタル商品をオンライン上で交換するための完全な非中央管理方法を提供するだけではなく、開発者向けに莫大なユーザー数をサポートできる大規模な分散型アプリケーション(dApps)の実装を可能にします。IOSTは拡張ソリューションであり、私たちは多数のブロックチェーン・コミュニティーが大規模な導入に向けて直面している拡張性(スケーラビリティ)の問題を解決することを打ち出しています。私達の目標は、膨大な取引量を可能にする非中央集権型サービスを創り出すことで、押し寄せてくるディスラプティブなテクノロジーのためのインフラとなることです。
IOSTは現在、シンガポールに設置されたインターネット・オブ・サービス財団(Internet of Services Foundation Ltd.)を土台に、50名を超えるスタッフが米国シリコンバレーやニューヨーク、中国・北京などに散らばり、次世代ブロックチェーンを開発しています。日本チームも組成中で、優秀な人材を複数募集しています。また同時に、次世代ブロックチェーン開発、dApps開発における事業パートナーも積極的に募集しています。 技術的詳細については、ホワイトペーパーを参照ください。 https://docsend.com/view/ihwqcdg
IOSプロジェクトの詳細情報については、下記のソースを確認ください。
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