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第122回 素直さの大切さ

  • 執筆者の写真: Akio Sashima
    Akio Sashima
  • 2006年6月13日
  • 読了時間: 2分

駐禁の取締りが強化されてから、 銀座とかのポーターの商売が成り立たないとかいうニュースをやっていた。 秘書時代によくお世話になっていたから、少しだけ心配になるが、 たぶん当時はお互いに「なんでお前、そんな仕事やってんだ?」とか腹の中で思っていたはずだから、 どうでもいいといえばどうでもいい。 それはいいとして、ベンツの中でボスを延々と待っていたとき(たまに10時間を越えるときも・・・)、 ホステスのスカウトみたいなことをやっているオジサンと話したことがある。 その人いわく、モノになりそうな人材を見分ける最大のポイントは「素直そうかどうか」だという。 たぶんドロドロした世界だから、素直じゃないとあっという間に蹴落とされてしまうんだろう。 オンナの世界はコワイ・・・。 でもこれは別にホステスの世界だけではなく、一般企業でも同じことだ。 新入社員の離職率が高い理由は、勤労意識の低下に加えて、 わがままというか自己中な人材が増えているからに他ならない。 「なぜ俺がこんなことをしないとだめなんだ?」とか、 「私はこんなことをするためにこの会社に入ったわけじゃない」とか 不平不満タラタラで転職相談に来る20代が多いが、話を聞いているとアホらしくなってしまう。 野球チームに入って最初から試合に出れるわけはなく、まずは球拾いから始まる。 空手道場に入門したら、まずは腕立て・腹筋だ。 ある業界では、それは便所掃除。 最初の一ヶ月間は便所掃除だけ。 だいたい便所掃除もまともに出来ないやつに仕事なんて教えられるかという感じである。 私の秘書時代はそれが洗車だった。 ちょっとでもガラスにホコリがついているだけで、「そこまで怒るか?」というぐらい雷が落ちた。 でも今考えると、細かいことに気を配れないやつが生きていける業界ではないから あれはあれで正しいトレーニングだったのだろう。 そういう「なんでこんなことを・・・」ということでも素直にやり遂げていくと、 信頼を勝ち得て、次のちょっとグレードアップした仕事を任されるようになる。 素直じゃないやつは、どこに行ってもダメだ。 文句があるなら、独立してやってみればいい。

 
 
 

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